のんびりいこう
パン作りにレース編み・パッチワークキルト、時々ちらりとアメリカンコレクタブルズ。
さて、8月に入ってもうそろそろ夏も終り・・・?
なんてところで、行ってまいりました。
夏のバケーション。
今年はトロントとナイアガラフォールズへ。
私の住んでいる町からだと、
車で行く人も多いのですが(ノンストップで5時間くらい?)、
今回は敢えて飛行機で一度トロントに入り、
そこからレンタカーでナイアガラへ向かうと言うプランです。
朝6時にAllentownの空港からシカゴ経由でトロントへ。
空港内のレンタカーにて車をピックアップして、ホテルへ向かいましたが、
なんと天候は雨!!
慣れない道、音声が割れて何を言っているのか分からないカーナビ((爆)に悪戦苦闘しながらも
30分ほどでようやくダウンタウンのホテルに到着しました。
ホテルに着いた頃は雨もすっかり止んで、青空が顔を出していました。
一休みしてから早速街歩きに出発です。
まずはスポーツ観戦好きである旦那たっての希望で
Rogers Centerに向かいました。
・・・が、地図を見ながらアチコチ立ち寄りながら15分ほど歩いていると、
突然、土砂降りの雨が!!
慌てて近くにあったサンドイッチ屋(?ドーナツ屋)に飛び込みました。
まあ、お昼も食べていなかったので、丁度良かった・・・(^◇^;)
サンドイッチとドーナツ、コーヒーのコンボを頼んで暫し雨宿り。
・・・でも、止まない。
いくら待っても止まない・・・
本当はブラブラと街を歩いて行きたかったのですが、
仕方が無いので、地下鉄を使うことに。
最寄のQUEENという駅からRogers Center近くの
UNION STATIONまで向かいます。
さて、UNION STATIONで地下鉄を降り、
とにかく足をRogers Centerへ向けるのですが、
土砂降りの雨は弱まることも無いまま、振り続けています。
地下街を駆使して、何とか雨に濡れないルートを試みるのですが、
どうしてもRogers Centerの直前からは屋外に出なくてはならないようです。
そして、目的地であるRogers Centerからは、
頭からすぶ濡れの人々が次々こちらに向かってきます。
うわぁ・・・みんな悲惨なくらいビショビショ。
目的地まであと500メートル・・・
意を決して、バケツをひっくり返したような雨の中を進む事にしました。
ゲーム観戦をを終え、
引き返してくる人々と逆行して歩き難い事この上ありませんでしたが・・・。
そしてやっとの思いでRogers Centerに到着。
しかも着いた時にはすっかり雨足は弱まっていました。
どうやら一番ひどい時に外を歩き出したようです(^◇^;)
++ Rogers Center ++
Rogers Centerは世界初の可動式屋根付のスタジアムで
MLBのトロント・ブルージェイズ、
そして、CFLのトロント・アルゴノーツのホームスタジアムです。
スポーツのほか、
大規模な国際会議、展示会、コンサートなどでも利用されるそうです。
スタジアムが出来上がった当初は、
住民からの公募で「スカイドーム」と呼ばれるようになりましたが、
2004年にカナダの大手メディア企業のロジャース・コミュニケーションズによる買収に合い、
2005年から「ロジャース・スタジアム」と名称を変更しました。
さて、ゲームはすでに終わっていますし、
勿論やっていたとしてもチケットは持っていないし・・・で、
取りあえずギフトショップと、
スタジアムに併設されているHard Rock Cafeに行こうと周辺をウロウロ。
建物への入り口があったので、
「もしかしてこの中かな??」
と、入ってしまいましたが、
なんと、そこはスタジアムの中への入り口で・・・
はい、うっかり間違えてチケットも無いのに
スタジアムの中に入ってしまいました(^◇^;)
だって、なんにも規制してなかったんだもん。
(まあ、ゲームも終わった後で、帰る人ばかりだったしね)
ゲームが終了した後だと言うのに、
まだ中は人々でごった返していました。
なにやらすごい行列でみんな何かを待っていたようです。
偶然とは言え、
紛れ込んでしまった事にちょっと後ろめたさのあった私たちだったので
手短に中を見学して
そそくさとスタジアムの外へ。
ぐるりと一回りしてようやく見つけたHard Rock Cafeに入り一休み。
ちなみにここのHard Rock Cafe
写真のとおり、店内からスタジアムの中の様子が見えるんです。
食事を楽しみながらゲームを楽しむことも可能なんですねぇ~。
ちなみに、この写真を撮った時は、
ゲーム終了後のKid's Runと呼ばれる、
「子ども達をスタジアムグラウンドを走らせてあげよう」
と言う、なんとも微笑ましいイベントの真っ最中でした。
Hard Rock Cafeで一息ついたところで、
今度はギフトショップへ。
毎度おなじみピンバッチを購入しました。
雨はすっかり上っていました。
ふと見上げると、そこには・・・
++ CNタワー ++
1976年、カナディアン・ナショナル社が電波塔の目的で建設しました。
高さは553.33m。
2007年まで自立式(支持構造の無い)建造物としては
世界一の高さを誇っていたらしいです。
屋外展望台に、展望カフェ、展望レストランもあるそうですが、
うぅ・・・見上げただけで目眩が(^^ゞ
高所恐怖症の二人なので、特に登る事はせず・・・
さて、再び地下街に戻り、地下鉄に乗って一度ホテルへ。
ホテルに着いた頃にはまた雨が降り出しました。
丁度数日前から、
お友達のChisaちゃんも旦那さんと共に
トロントに滞在中と聞いていたので、
「なかなかそういう機会もないから~」
と言うことで、この日の夕食は一緒に・・・と約束をしていました。
雨足も強くなってきましたが、
連絡を取り合ってchisaちゃん達が滞在しているホテルの前にて合流。
向かうは一路、中華街へ。
勘で飛び込んだお店でしたが、
なかなか美味しいお店でした。
丁度団体のお客さんが入っていたらしく、
お料理が出てくるまで時間がかかりましたが・・・
ずっと「食べたいっ」と言っていたペキンダック(*^-^*)
皮がパリパリで美味しかった~(はぁと)
身の方も細かく刻んで炒めた物をレタスカップで包んで頂きました。
そっちも美味しかった・・・
お腹が空きすぎて、食べ始めたらすっかり夢中になり
写真はこれ↑一枚(^◇^;)
すっかりお腹もいっぱいになって大満足。
chisaちゃんご夫婦ともご一緒できて楽しかったです。
ありがとね。
いつも近所で会っているお友達と旅先で会うって言うのも
新鮮で良いですね。
生憎のお天気ではありましたが、
美味しい食事でほっこりとしました。
さあ、いよいよ明日はナイアガラへ向かいます。
以前から作ろうと思っていたモと、
作りかけのモノを仕上げようかと思っていたのですが、
案の定、なかなか腰が上がらず・・・
それでも、「残り2日」と言う段階になって、
ようやく動き始めました。
パッチワークの時もそうですが、
布を裁断する作業が一番苦手。
いや、寸法どおりに切れば良いのですから、
得意も苦手も無いんですけれどね(^^ゞ
でもあの地味な作業がねぇ~。
切ってしまった後の、縫う段階に入れば結構早いのですが・・・
いやはや。
と言うわけで、今回はこの2つを仕上げました。
++ ランチョンマット(4枚) ++
リバーシブルにしてみました。
無地の布はリネンで。
我が家に既にあるランチョンマットは結構地味な色合いが多いので、
少し雰囲気を変えようと、
私にしては珍しくはっきりした色合いで大きな柄モノもチョイス。
どちらの柄も一目惚れでしたの(*^-^*)
・・・が、出来上がったら、やっぱり地味な印象になっちゃいました(^◇^;)
でもいいの、気に入ってるから・・・
前回トートバッグなどちょっと難しいものを作ったので、
気分転換に、こういう単純なものを作るのも良いですね。
何も考えずにひたすらミシンを進めるのみ。
無心になれます。
そして、途中まで作ってしばし放置していたもの。
++ お裁縫マット ピンクバージョン ++
前回紹介したブルーのタイプと同時進行で布を裁ち、
ピーシングまで仕上げてありましたが、
ブルーだけその後一気に仕上げて、ピンクはストップしていました。
前回と同じようにベージュのアンティークレースをつけようと思いましたが、
意外とベージュ系のピースを使っていて、
あまり目立たなかったため、現行品のレースを使用。
縁取りに使ったピンクの綿テープが、
思いのほか鮮やか過ぎて少々浮いている他は、
かなり気に入った出来上がりとなりました。
今回も勿論、丸めて収納できるようになっています。
そして忘れてはいけない、
くるみボタン。
なんだろ~、なんでくるみボタン一つで
こんなに満足感と幸福感が増すんだろ~
(単純??)
パンの会でも人気上位のお惣菜パンです。
定期的にリクエストが入ります。
ちなみに私が感じるパンの会の人気上位のパンは
「シナモンロール(かもめ食堂バージョン)」
「メロンパン」
「お惣菜パン」
って感じでしょうか。
そのうち、参加メンバーさんそれぞれのナンバー3を聞いてみたいものです。
(ロンハーの「俺達のNO.1」っぽく?)
※分からない人、ごめんなさい。
話が脱線しましたが、3種の詳細はこんな感じ。
++ ウィンナーロール ++
いつもはカレー粉を一緒に練りこんだ生地でウィンナーをロールしていましたが、
今日はプレーンな生地で。
ウィンナーを巻く段階で内側にカレー粉を少し振っています。
粒マスタードでも良かったかも・・・
くるくると巻いた後、全体にパン粉をまぶし、
2次発酵後、上部にクープ(切込み)を入れて、
そこにケチャップを絞って焼き上げました。
++ ツナコーン ++
お惣菜パンと言えば、「ツナコーン」!!
パン生地の中にコーン、上にはマヨネーズ&ツナ。
贅沢なパンですね。
++ サラミチーズ ++
この3種の中で、私は一番これが好きかも。
以前はハムを使っていましたが、
最近はサラミで作るのが気に入っています。
焼く前にオニオンスライスとチーズを乗せて焼くと、
それと一緒にはまっているモノがもう一つ
それは・・・
くるみボタン
自分で作る事が出来るのは
な~んとなく知っていたのですが、
どんな道具が必要なのか、
どうやって作るのかまでは知らず・・・
またそれがアメリカにある事も知りませんでした。
でも、お友達から
「アメリカにもありますよ~」
という情報を聞き、早速近所の手芸屋さんへ。
勝手に頭の中で、
ホッチキスを大きくしたような機会を想像しながら探していたのですが、
どうやらそれらしきものが見つからない(’’;)
一度は諦めたのですが、
また他の日に再度探してみたらありました。
意外とひっそりと。地味な感じで。
しかも思っていたような形態じゃなくて(^^ゞ
① ・・・ね、意外と地味な道具でしょ。
これに指定された直径に切った布を用意します(赤の水玉)
② 白いプラスチックの土台に布を置きます
③ さらにボタンの土台を乗せて・・・
④ ブルーのプッシャー(押さえる道具)でグッと押し込みます。
⑤ 一度プッシャーを外して、
余った布を指で綺麗に押さえます。
⑥ ボタンの足を乗せて、
その上にもう一度プッシャーをかぶせて、
今度はグググッとしっかり押し込んで・・・
⑦ プッシャーを外すと、こんな感じ。
⑧ 土台の中からボタンを取り出して、出来上がり。
最初の一つを作った時は、
あまりの呆気無さにびっくり。
でも、簡単で可愛くて、ついつい色々作りたくなります。
いやいや、でもきちんと使い道にあった布で作らなければねd(^-^)
取りあえずは、以前ご紹介したポットホルダーと、
お裁縫マットのリボンの部分に
つけてみました。
作った作品があるからボタンを作るというよりは
ボタンを作りたいから、それに合う物を作る。
・・・なんて、
やや本末転倒な創作意欲が沸いている
今日この頃なのであります。
パンの会を二つのグループに分けた関係上、
水曜日が5回ある月は最終週を基本的にパン作りはお休みにしています。
が、今週は久々にメンバーさん全員集まってPotluckパーティをする事にしました。
7月に入る前くらいから予定していて、
まだまだ先の話だと思っていたのですが、
気がついたらあっという間にその時になってしまった感じ。
直前で参加出来なかった方もいらっしゃって、
都合8名でのパーティーとなりました。
お料理のラインナップは・・・
++
チキンのマスタードクリーム煮
あまりの美味しさに、
その日の夕飯にさっそくリピってしまった・・・(^^ゞ
++
エンダイブのサラダ
(ブルーチーズとりんご & 卵サラダの2種)
私がブルーチーズを克服したメニュー。
相性が良くて、ついつい2個、3個と食べたくなります。
胡桃の食感もアクセントになってGOOD!!
++
ラタトゥユ
ひんやり冷えて食が進む一品。
あっさりしてるのに、味がしっかりしてて美味です(*^-^*)
オリーブオイルに胡椒も持参してくれました。
++
鶏つくね
卵の黄身を絡めて、マイルド感アップ。
ビールが欲しくなりましたっ!!
++
ライスコロッケ
コロコロ可愛いライスコロッケ。
チーズが絡んで美味しい~(*^-^*)
++
ファラフェルサンド
こちらは私が作ったファラフェルサンド~。
中近東のお料理だそうですが、
私、実はこの食べ物、
食べたことも無ければ、見たことも無い(写真でしか)(^◇^;)
どんな味なのかも分からないと言う、
なんともかなり不安な状態で作ったもの。
またしてもお友達のリクエストに
「いいよ、じゃあ作ってみるね~」
なんて安請け合い。
出来上がりまで紆余曲折がかなりありましたが、
何とか時間までに形になってよかったぁ(´へ`;)
別途用意したヨーグルトベースのソースとトマト、コリアンダーをたっぷりかけて食べます。
コリアンダーたっぷりが美味しいっ!
ピタパンもスーパーで見つからなかったので自分で焼いてみました。
(でも、翌日近所のスーパーで見つけた・・・)
デザートも充実。
++
ヘーゼルナッツとコーヒーのゼリー
ヘーゼルナッツの濃厚な香りと、コーヒーのビター加減が絶妙~。
コーヒーゼリーがクラッシュしてあるところがニクイっ!!
++
抹茶のシューアイス
アーモンドが散らされたシューは香ばしさがアップ。
綺麗に形良く膨らんだ綺麗なシューに見惚れましたよ。
12時から始まった会でしたが、最初の30分は写真撮影会(^◇^;)
そうよね、やっぱり撮るよね。写真。
ちょっと面白い光景でした。
みんなで食べて喋っての5時間半。
あっという間の午後でした。
パンのグループを2つに分けてから、
こんなに大人数で集まることもなくなってしまったけれど、
たまにはこんなランチ会も良いですね。またやりましょう。
今回参加出来なかった方も、次回は是非!!
5年間のアメリカ生活を終えて2009年4月末に無事帰ってきました。
老後の夢だった、「陽の当たるキッチンでひがな一日パンを焼き、ジャムを煮る生活」が、アメリカにて叶い満足気味、今はこれからの夢を模索中・・・
過ぎゆく時間の中で、感じた事、出逢った事、作ったもの・・・そんな日々の記録です。