のんびりいこう
パン作りにレース編み・パッチワークキルト、時々ちらりとアメリカンコレクタブルズ。
自分では自覚は無かったのだけれど、つい最近、お友達に言われて気がついたのですが。
「どうやら私は雪の結晶模様が好きらしい」
いや、別に嫌いだと言う自覚も無かったけれどね。
綺麗だし、この冬になるとインテリア小物なんて雪の結晶模様のアイテムなんかも頻繁に見かけて、ついつい手にとってしまう事もあります。いや、結構多いかも。
そういえば、Pyrexで大好きなこの↑シリーズ。
Garland(花冠)と呼ばれている事もあるけれど、「Snow Flake」と呼ばれる事もある。確かに、真っ白な地にプルーで描かれた小さなモチーフは雪の結晶のようです。
そして、去年と今年のクリスマスプレゼントとして買ってしまったペンダントヘッド。
特に雪の結晶模様だから・・・と言う理由ではなく、単に綺麗で一目惚れをしてしまって購入したもので、ブルーは去年、ピンクは今年。
今回は買うつもりは無かったのに、たまたまお店の御主人が、たった一度だけ去年のこの時期に店を訪れた私達夫婦の事を覚えていてくれて、話しに華が咲き、咲いているうちに私は今年のニューデザインに目を奪われ勢いで買ってしまった・・・(^◇^;)
ちなみに、このお店は雪の結晶をモチーフにしたアクセサリーばかりを扱っており、しかも全てお店の御主人のオリジナル手作り。
どれを見ても同じものは一つもありません。
実際の雪の結晶を写真で見ながら、4ヶ月をかけて金属の板から雪の結晶を掘り出して、その後色を乗せ、石をはめ込み(石の中にはスワロフスキーも!!)、丹精に作られている。
その御主人の真摯な姿勢と、作りあがったモノに私は惚れてしまったんであります(^^;;
この記事を書きながらふと思い出しました。
客様様の洗面所!!
昨年の秋に、冬用に何かキャンドルスタンドが欲しいなぁ・・・と思い探しに行ったのだけれど、その時に見つけたもの。
同じテイストで星、トナカイ、ツリーもあったのだけれど、「前述の3つだとクリスマス時期が終わったら飾れないよなぁ・・・」なんて思い、冬の間中出しておける雪の結晶のこれを選んだでした。
この辺りまでは、完全に無意識のまま私の元へ来たものばかり。
以下は、お友達に指摘されはじめ、ちょっと意識して買ってしまったもの達
雪の結晶のペーパークリップ(^O^)
一人ブラブラとクリスマスのプレゼントなどを探している時に、ふと視界に入り
「うっ!欲しい・・・」と思って買ってしまった(^^;;
ちょっと分かりにくいけれど、こちら、色はシルバー。
結局、当初の目的のクリスマスプレゼントは買わず仕舞いだったんですけれど(^◇^;)
まあ、また日を改めて出かけてきます・・・
そしてそして、本まで買ってしまった。
20cmほどの小さな本ですが、中はかなり本格的。
結晶の顕微鏡写真に説明、構造に名称などが書かれています。読解するのはかなりの困難を要しますが、見ているだけで幸せ(^-^)
さすがに、コレを買って帰って来た私を見て旦那は、苦笑いをこぼしていましたけれど・・・。
はてさて、無自覚だった事を自覚してきたのか、それとも外堀から固まってきて暗示に掛かったのか、かなり気になります「雪の結晶」。
いろいろネットでも調べていたら、こんなもの←があるんですね。
雪の結晶の形はしていませんが、「雪の結晶を見るための拡大鏡」です。
雪だるまの形をしている所がなんとも可愛いです。
かなり欲しい・・・(^◇^;)
何種類かレシピを持ってはいますが、パンの会でここ1年ほど人気のあるのは映画「かもめ食堂」で紹介されていたモノ。
劇場公開の時に売られていたパンフレットの中にレシピがあるとの事で、それを知った時、当時見に行ってパンフレットを購入したという従妹に速攻でメールをしレシピを教えてもらいました。
おなじみのアイシングをたっぷりとかけたシナモンロールとは違って、こちらはドリール(艶出しの卵)を塗った後、粒砂糖でおめかししてオーブンの中へ。
生地の中に一緒に入ったカルダモンも程よい清涼感を演出していて、あっさりとしたシナモンロールです。
前回作ったのは7月も半ばを過ぎた頃だったでしょうか。
あの時は、パンの底は黒焦げで、成形はクルリと巻いたロールが焼いている最中に解けてしまって、名探偵ポワロの口髭のようになってしまって散々な状態でしたが、今日は焼いている最中に何度も生地の確認をしました。
やはり我が家のオーブンは上火が弱いのか焼き色が上手く付かないので、最後はブロイルを使って焼き色をつけました。
今日はお昼前からかなりの勢いで雪が降り始めた為、「うーん、中止にしようかな?」と言う気持ちもあったのですが、予め参加予定だった方から「行きます」との連絡を頂き、なんとか敢行。
成形が簡単だった事や、2次発酵の時間が短く済んだ事もあり、いつもよりも45分ほど早い出来上がりで、何人かはお持ち帰りの分をその場で試食。 かくいう私も・・・やっぱり焼きたては美味しいなぁ(^¬^)
心配だった雪も、皆さんがお帰りになる頃にはすっかり弱くなっており、道路への積雪も殆ど無かったようで一安心で皆さんをお見送りする事ができました。
お友達のお宅にお茶に呼ばれたので、ひさびさにシュークリームを作成。
最近はシュー皮の出来上がりも、大きさが揃い形も良くなってきた。
ここまで来るのに2年。
あれは初めてシュークリームを作った時、レシピ通りに作っていたはずなのに、オーブンの中に入れてもシュー生地がいつまで経っても膨らまなくて、絞り出した形状のまま表面だけがヒビ割れ、パッと見、
「・・・これは干ししいたけですか??」
という代物が出来た(^◇^;)
半分に切ってみたところで、クリームが入る余地など無く、結局そのまま、干ししいたけと呼ばれたままその生地はゴミ箱の中へ・・・
苦い思い出である。
まだお友達と作っていたら、
「あはは~、失敗しちゃったねぇ」
なんて、笑い飛ばしていたんだろうけれど、一人で張り切って始めてみて、結果がこれではかなり凹む。
それから数回、これでもか、これでもか・・・と、手を変え、品を変え、レシピを変え。
ようやく自分にあった作り方を見つけて、人様にお出しできるレベルになったような・・・。
いつもはシュー生地の上1/3ほど切り取って、下の部分にクリームを絞りフタを被せるのだけれど、今日はシューの下にお箸で穴をあけ、そこからクリームを注入する方法にしてみましたが、この方法だとクリームがどれくらい中に入ったか分からないのね(^◇^;)
でも、お友達のお宅に持っていくにはこの方が、お運び用の容器にクリームが付いたりしなくて見映えが良いのよね。
最後に粉砂糖をあしらってく完成した本日のシュークリーム。
アメリカに来るまで、お菓子作りなんて興味なくて避けて通ってたのに、自分でシュークリームが作れるようになったんだなぁ・・・と、ちょっと感慨深かったりして・・・。
作った分を全部お持って行けなかったので、残りはFire Kingのお気に入りのお皿に乗せて、旦那さんの帰りを待っています♪
5年間のアメリカ生活を終えて2009年4月末に無事帰ってきました。
老後の夢だった、「陽の当たるキッチンでひがな一日パンを焼き、ジャムを煮る生活」が、アメリカにて叶い満足気味、今はこれからの夢を模索中・・・
過ぎゆく時間の中で、感じた事、出逢った事、作ったもの・・・そんな日々の記録です。