のんびりいこう
パン作りにレース編み・パッチワークキルト、時々ちらりとアメリカンコレクタブルズ。
中でも、「寒くなったら絶対に作ろう!」と心に決めていたのが、「グラーシュ」と呼ばれる煮込み料理。
ハンガリーが起源のお料理だそうです。
紹介されていたサイト様では、お肉は何でも良いと有りましたが、まずはそちらでオリジナルとしてあった牛すじ肉を使ってみました。
後は大きく切ったニンジンと玉ねぎとキャベツ。
牛すじを使うことでかなりの時間煮込む事が予想できたので、キャベツは普通のキャベツではなくサボイと呼ばるちりめんキャベツを使用。こちらの方が、煮崩れる事が少ないのです。
野菜と下茹での済んだ牛すじをナベに入れてホールトマトとコンソメ、たっぷりのパプリカパウダー(これがポイントらしいです)でコトコトコトコトコトコト・・・2時間ほど煮込みました。
そういえば、今まで牛すじって出汁しょうゆ、味噌、赤ワイン・・・で煮た事はあったけれど、トマトで煮込んだのって初めてだったかも。
その日はまだトマトの尖った酸味が抜けませんでしたが、翌日にはかなりマイルドに・・・
大ナベで作ったので一日目は、上記のだけのグラーシュにサワークリームを添えて、ガーリックトースト、たまたま冷蔵庫で飲まれるのを待っていた白ワインで食しました。
うーん、美味(^¬^)
キャベツはサボイにして大正解。
あんなに煮込んでもしっかりと食感が残っていて、それでいてちりめんのようにシワシワとなったところに、スープが絡んでメチャメチャ美味しい~っ!!
たっぷりのパプリカパウダーが体をホカホカにしてくれます。
うん、本当に美味しい♪
「えー、牛すじ、トマトで煮ちゃったの?やっぱり味噌だろ?味噌!」
と、私がメニューの説明をしている最中にそう横槍を入れていた旦那も、一口食べるなり
「あっ! 旨い!! これは美味い!」
・・・と、大絶賛でした!!
グラーシュ作りでいっぱい、いっぱいだったので、スーパーで市販のニョッキを買ってきました(^^;;
これを下茹でし、残ったグラーシュの中へ入れ、しばし一緒に煮込みました。
そしてまた、サワークリームを添えていただきます。
一段とまろやかになったグラーシュにサワークリームが溶けて、とっても優しい味になっています。
ニョッキのモチモチした食感も楽しめて大満足(^O^)
旦那はどうもニョッキがあまり得意ではないらしく、
「今度は(ニョッキをやめて)普通にジャガイモを入れて欲しい。あと、ご飯も合いそう。」
との事。
そのまま入れたら、きっと煮崩れて無くなってしまいそうなので、別茹で、若しくは蒸かすとかしてサイドに添える形も良いかも知れません。
ご飯は、確かにちょっとストロガノフ風な感じもあるので、軽くバターライスとかにしたら美味しいかも。。。
今回は牛すじを使いましたが、お肉なら何でも良いとの事なので、色々試してみたくなりました。
塊りのベーコンや、牛すねなんかも美味しいかも。
野菜も今回はベーシックなものばかりでしたが、カリフラワーやカブも良いかも知れません♪
Cさん、美味しいレシピの紹介ありがとうございました。
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毎朝、裏の芝に真っ白く霜が降りているのですが、写真ではあまり上手く写りませんね。
スーパーマクロを使っても一番手前の芝ではなく、少し遠くにピントが合ってしまいます。
これまで火曜日に開いていた「パン作りの会」でしたが、本日より毎週水曜日に変更となりました。
この水曜日と言うのは、参加者のお子様たちがみんなディケアと呼ばれる保育所(のような所)に行っている曜日となっている為、これからパンの日は大人だけの集まりとなります。
そんな今日は、参加者が私を含めて5人と特に少人数で、ちょっぴり寂しかった程・・・
焼いたパンはe-recipeさんで紹介されていた「ココナツバナナパン」です。
よく熟したバナナを一緒に生地の中に練りこんで仕込んでゆきます。
焼成前に生地上部にピスケット生地を塗り、上にココナッツを散らして焼き上げます。
作り方を読んでいるだけでも美味しそう~(^¬^)
成形もパウンド型に入れて焼くので、簡単そうだったのですが、思わぬところで落とし穴が有りました。
どうもいつものパン作りと違うなと思い始めたのは1次発酵の最中。パン生地がいつまで経っても膨らみません。
今週になってから毎朝、ウッドデッキが凍りつくほど、バックヤードの芝が真っ白くなるほど霜が降りたりして一気に気温が下がりました。
もしかして、その影響???
1次発酵を1時間半以上取っても、どうも発酵が少ない・・・
時間も迫っているので、2次発酵で少し調整しようと思い、一次発酵を途中で切り上げてしまいましたが、2次発酵も思うように膨らみません。
途中、オーブンに火を入れて、オーブンの熱を当てても・・・どうも上手く行かない。
本来なら、パウンド型の縁の高さ程まで膨らんだあたりで、焼成に入りたいのですが、皆さんのお子様のお迎えの時間も迫っている為、仕方なく型の半分ほど高さの所でオーブンの中へ。
ようやくオーブンの中で膨らみ始めたのですが、やっぱり出来上がりはちょっと低めの出来上がり。
本当はもっと「こんもり」とした形になる筈なのですが・・・ぺったんこ(;_q))
真ん中で切ってみると、クルクルとロール状に巻いた生地がやはり綺麗に膨らみ切っていない為に、中に空洞が出来てしまっていました。
味は良いのに~。
ビスケット生地がサックリしていて、散らしたココナッツのサクサクした食感が良いアクセントになって、バナナの香りと風味が良く出ていて・・・
ちなみに翌朝は、やっぱりギッチリと硬いパンになっていました。
うーん、残念。味がまあまあ良いだけに形が悪いのが、本当に悔やまれます~っ!
どうか、近いうちに是非リベンジさせてくださいっ!!
再び、帰国してしまったお友達ネタになりますが・・・
みんなで彼女にプレゼンとしたコレクティブルズとは別に、お餞別を用意しました。
テーブルセンターです。
モチーフを12枚繋ぎ合わせて縁編みをしたモノですが、モチーフを一枚だけ見るのと、数枚繋いだものでは印象がガラッと変わってしまい、そのギャップに作業を開始したばかりの8月は全くモチーフが決まらず、編んでは解いて・・・の繰り返し。
本当は出来るところまで大きくして小さなテーブル用のクロスにでもなれば・・・とも思ったのですが、気がつけば10月も中旬・・・
「これはまずい」と、モチーフ12枚で打ち止め。
周りに縁編みもして、最終的には36cm×27cmの大きさになりました。
写真ではちょっとよれ気味ですが、このあとぴっちり糊付けしました。
すると、彼女からもこんなお餞別が・・・
彼女もテーブルセンターを作っていてくれました。
「ユウちゃんが好きそうな色が全部入っていた」と言う、グリーン、ブルー、生成りの混色の糸で出来ているテーブルセンターとドイリー。Mちゃん、ありがとね。了解を得ないままアップしてしまった・・・(^◇^;)ごめんよぉ~。
それにしても、引越し準備で忙しい中、一体何時作る時間があったのだろう・・・と、感心。
本当にありがとね。
大抵どちらかのお宅にお呼ばれする時は、お菓子を作っていく事が多いのですが、どーしても制作意欲が沸かず、
「あ~、(今日は仲良しのお宅だから)お菓子はスーパーで買っていこうかな~」
なんて思いながら、ダラダラ過ごしていたのですが、11時になろうかと言うところで突然
「やっぱり何か作ろう!!」
と立ち上がり、食料庫の中身とネットでレシピを検索。
時間もあまり無いので、簡単に出来そうで材料も揃っていた「ポンデケージョ」に初挑戦しました。
パッと見シュークリームのシューの様な外見ですが、中はモチモチとした食感です。
タピオカ粉と薄力粉、バター、チーズ、卵、牛乳などで生地を作り、一口大に丸めてオーブンで焼き上げます。
いつもはついつい甘いお菓子を作る事が多いのですが、たまにはこういうお菓子も良いかも知れません。
生地をお鍋で捏ねる作業は粘度の強いタピオカ粉とチーズが入る為とても大変なのですが、それ以外は思いのほか簡単で計量から焼き上がりまでで1時間弱ほどで出来てしまう手軽さも素敵(^O^)
指でつまんでポイッと口に放り込めば、ほんのりチーズの風味が広がって、チーズ好きにはたまりません(^¬^)
5年間のアメリカ生活を終えて2009年4月末に無事帰ってきました。
老後の夢だった、「陽の当たるキッチンでひがな一日パンを焼き、ジャムを煮る生活」が、アメリカにて叶い満足気味、今はこれからの夢を模索中・・・
過ぎゆく時間の中で、感じた事、出逢った事、作ったもの・・・そんな日々の記録です。