のんびりいこう
パン作りにレース編み・パッチワークキルト、時々ちらりとアメリカンコレクタブルズ。
午後からお友達がクッキーを焼きに来る事になっていた月曜日。
ふと思い立って、「ランチから来ない?」と声を掛けてみると、
快いOKの返事を頂いたので、
久しぶりに朝からランチの用意。
持ち寄りランチはごくたまにやりますが、
ランチにお友達を招待するのは、
ほんと、何年ぶりかと思うほど。
本日のメニューは
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サンドイッチ2種
BLT&サーモンのタルタル
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ひよこ豆のサラダ
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カポナータ風スープ
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サンドイッチのパンは前夜に仕込んだプルマンブレッド。
新調した角食型は
気持ちの良いくらいに角が出て美しく仕上がりました。
ひよこ豆は今回初めて缶詰を使用。
いつもは自分で下茹でするのですが、
うーん、缶詰万歳!!
なんて楽なんだ!!
カポナータ風スープはナスをズッキーニに変えてしまった時点で
カポナータスープじゃないのだけれど・・・
(カポナータってシチリア島の伝統的なナス料理らしい。)
野菜たっぷりのメニュー。
普段旦那には出せない、セロリやコリアンダーなんかも使って、
私もちょっとした気分転換でした。
今週のパンは「Sucre」と言う名前で紹介されていたパン。
「Sucre」とはフランス語で「お砂糖」と言う意味だとか。
生地配合はブリオッシュに近く、
バター、卵がやや多めに使われています。
クルクルと渦を巻くように成型し
最後にグラニュー糖を振り掛けて焼成しました。
今回のレシピは「Srweet Country」さんから。
ホームベーカリーを使った美味しいパンがたくさん紹介されています。
また別の日にはマフィンを焼きました。
レシピは「A・R・Iのお菓子の提案」と言う本から。
この日はとにかく暑い一日で、
キッチンで作業していると汗が流れ落ちてくるほど。
窓からは時折、心地よい風が入ってはきましたが、
まあ、とにかく暑い、暑いと、何度口にしたことか(^^;;
あんまり写真がよくないのですが・・・
手前が「ツナサワークリーム スキャリオン」
以前お友達が作ってくれた味が忘れられず・・・
上記の本を買ったら、真っ先に作ろうと思っていたもの。
とはいえ、実際、本を買ってから随分と時間が経ってしまいましたが・・・
奥は分かりにくいのですが、「抹茶マーブル」。
「抹茶マーブル」はちょっと混ぜすぎてしまって
マーブルがかなり消えちゃいました。
マーブルって難しいですね。
週のはじめにはお友達とロールケーキなんかも作ったりして
かなりベーキング色の濃い一週間となりました。
随分と前から欲しいものがありまして。
でも探しても探しても、「これだ!!」と言うものに出会えない。
コレクティブルズでも、
現行品でも、
ガレージセールでも
なんでも良かったのだけれど、
大きさだったり、
質感だったり、
デザインだったり、
お値段だったり・・・
どうも、バシッとストライクゾーンに入ってこないものばかりで、
半ば諦めていたところもあったのですが、
この3月のオークションでようやく見つけました。
++ 念願のケーキドーム ++
あまり大きすぎない感じも、
装飾が全くと言って良いほど無いシンプルさも、
持った時の重さも、
脚がついている割にそんなに高さが無いところも
(本当は脚が無いタイプが良かったのだけれど)
いろいろ考えても
今まで見た中で一番私の理想に近いタイプ。
オークションで値段が当初よりも釣り上がってしまったけれど、
あれこれ見た概ねの現行品やコレクティブルズより
いくらか安く落札できたし、
もうかなり気に入ってしまったので、
大満足!!
自宅に持ち帰ったときは、少し薄汚れていたけれど、
丁寧に念入りに磨き上げて、
すっかり綺麗になりました。
早速、大好きなソフトクッキーを入れて記念撮影(*^-^*)
間が開いてしまいましたが、久々にパンの写真です。
今週みんなで作った、「オニオン・チーズ・ライ麦パン」。
マヨネーズと粒マスタードとスライスオニオンがマッチした美味しいパンでした。
実は、ライ麦パンが苦手な私。
どうもあの癖が駄目なんですよねぇ・・・
でも、自分で作ったら、少しは違うんじゃないかって思って。
シナモンも得意ではないのだけれど、
何故か、自分で作るシナモンロールは食べられるし。
予想通り、配合も強力粉とライ麦粉の割合が8:2くらいだったので、
とっても食べやすいパンです。
どちらかと言うと、あまりライ麦って感じがしないかも。
それはそれで、物足りないかなぁ(^◇^;)
まあ、勝手な事言っていますが。
全粒粉なんかで作っても美味しいかも知れません(*^-^*)
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ちょっと雰囲気を変えようと思い、ブログの設定をいじったら、**************************
過去の記事のレイアウトが崩れてしまいました。
戻そうかと思ったのですが、何故か戻らず(;^_^A
お見苦しいかと思いますが、しばらくこのまま続行させていただきますです。
すみません。
近いうちに直しますので~。
一応レイアウトの修正が終りました。
お見苦しくて大変失礼しました。
またお気づきの点がありましたら、是非ご連絡くださいませ。
キルト仲間のny-cafeさんと、もう一人お友達とで、毎年春にランカスターで行われているQuilt showへ行ってきました。
いつも同じ会場で行われているショーですが、昨年もやはりお友達みんなで誘い合って出掛けて、とても楽しかったので、今年も是非足を運びたいと思っていたのです。
ただ、昨年行われたのは4月の中旬。今年もその頃だろう・・・と思って、たかを括ってのんびりしていたら、今年の開催は3月の最終週末だった事が判明。
それを知った時には既に1週間の猶予もありませんでした。
慌ててny-cafeさんに連絡をし、何とか日曜日にお互いのスケジュールが一致し、出掛ける事が出来ました。
お馴染みのアダムスタウンを通り過ぎ、そこから約30分。
ランカスターにある、Conference Centerが会場です。
今年もたくさんの作品が展示されていて、かなりの目の保養。
昨年も同じ事を思いましたが、キルトという世界は本当に深いものだな・・・と感じます。
昔ながらのパターンを繋げたものは勿論、キルトで一枚の風景画を表現していたり、中には日本の浮世絵をキルトに興している作品もありました。
でも、やはり私はモダンなキルトよりは、昔ながらのキルトの方が好き(*^-^*)
後は、ここ数年作業をしつつも、停滞しているボルチモアキルトにどうしても目が行ってしまいました。
また、写真右上の、一番右側のホワイトキルト。
パッチワークなしの白い表布、芯、裏布の3枚を合わせてキルティングを施し、そのステッチの美しさを楽しみます。
キルト作業好きな私としては、いずれ一度は作ってみたい作品の一つ・・・うーん、飽きるかしら?
↑は、刺繍を施したキルト。
近頃の流行りか、去年は気が付かなかったのか、今年はこのような刺繍をふんだんに使ったキルト作品が多く目につきました。
このブルーのキルトは、柄の入り方や、色合いがとても素敵。
ブルーの生地も藍染のように(それとも実際藍染か?)染めにムラがあって、独特の雰囲気を持っています。
ちょっと「和」っぽい印象も。
キルティングは概ねマシンだったように思いましたが、所々トランプトにもなっていて、手が込んでいます。
このグリーンも素敵でした。本気で「欲しい」と思った作品。
立ち止まってみていたら、「ああ、やっぱりそれ好きだよね」と、お友達に納得されてしまった(笑)
中央はグリーンの小さな正方形のピースがまるでモザイクのように並んでいて、それでいて全然煩くないし。
中央がシンプルなパターンな分、周りの葉のアップリケが効いていて・・・
これが一枚部屋の中にあったら・・・うーん、ごろりと寝転んでしまいたい(爆) お昼寝キルトですか?!
こちらはアメリカ・キルトの中でも特殊な存在と言われているボルチモアキルト。
以前、お友達がタペストリーを作っているのを目にしましたが、ボルチモアキルトは本当にたくさんの技法が組み込まれています。
折り紙のように折って花の蕾を表現したり、花びら一枚一枚をアップリケして花の立体感を出したり。
作業一つ一つがとても細かくて、大変そうでしたが、やっぱり出来上がった作品は豪華でした。
お友達の作品や、写真の作品ほど凝った技法のモノではありませんが、私も今、作りかけのボルチモアキルトを早く完成させたくなってきました。
写真には撮りきれない程のたくさんのキルトを見て回った後は、楽しみにしていたお買い物♪
布屋さんをはじめ、道具屋さんもたくさん出店しているので、もうソワソワ。
色々厳選して買い物をしていたはずなのに、最初のお店で$40近くも布を買ってしまい愕然。
それでも諦めた布の方が多い・・・(ToT)
あとは、キルトライン用のテンプレートを1つと、本を一冊(これも2冊あったけれど1冊諦めた)。
「来年まで出会えないかも」「来年は来られないかも」
と、思うと居ても立ってもいられず、物欲の塊と化した一日でした。
キルトショーの後は、少しアーミッシュの人々が多く生活しているエリアを、ny-cafeさんに車で案内してもらいながらドライブ。
住宅地ものどかな田園風景で素敵でしたが、賑やかなストリート沿いにもキルトショップやギフトショップなど興味深いお店が並んでいて、もっと暖かくなったらじっくりと訪れてみたい町だと思いました。
5年間のアメリカ生活を終えて2009年4月末に無事帰ってきました。
老後の夢だった、「陽の当たるキッチンでひがな一日パンを焼き、ジャムを煮る生活」が、アメリカにて叶い満足気味、今はこれからの夢を模索中・・・
過ぎゆく時間の中で、感じた事、出逢った事、作ったもの・・・そんな日々の記録です。