のんびりいこう
パン作りにレース編み・パッチワークキルト、時々ちらりとアメリカンコレクタブルズ。
何やら巷では(私のお友達の間では)ロールケーキが流行っているようです。
実は、私も何度か作った事があります。
一番最初は2006年の4月。
既に帰国されてしまった仲良しのお友達と、イチゴとピーチをたっぷり使ったケーキを作りました。
フワフワのスポンジに、フルーツの甘みを感じる美味しいロールケーキだったと記憶に残っています。
ところが、それ以来、何度同じレシピで作っても、違うレシピに変えても、なかなか上手く作れなくなってしまいました。
とにかくスポンジが不味い。
ボソボソと舌触りの悪いスポンジに焼きあがり、挙句、上手く巻けない。
巻いてるそばから、スポンジがひび割れたり。かと思えば、生地がベタついて天板に敷いた紙から綺麗に剥がれなかったり・・・
うーん、なんで?
「まあ、ロールケーキが作れなくても別に良いか。」
と半ば諦めていたところではあるのですが、ふと一年ほど前にkakoさんのお宅でご馳走になった絶品モカロールの事を思い出し、
「これを最後のチャレンジにしてみようか」
と、先日一緒にパンを作った時にレシピを教えていただきました。
エスプレッソの香りが漂うモカロール。
生地とクリームにはコーヒーリキュールも入って、ちょっと大人のケーキです。
色々お菓子を作る様になって数年経ちますが、いまだに初めてのレシピでお菓子を作るときは少し緊張します。
でも、今日のレシピはなんだか違いましたね。
文字のみのレシピを追っているだけだったのですが、変な迷いが全くなく(大抵いつも、メレンゲはまだ角を立てたほうが良いのか?とか、粉の混ざり具合はこれでいいのか?とか、結構自問自答して作っています)、すんなりと作業が進んでいきました。
焼いている最中に、生地が随分と不恰好に膨らんでしまいましたが、粗熱を取っている間に表面は平らに落ち付いてくれたし、生地を流し込んだわら半紙を剥がす時も綺麗でした。
「あれ?信じられないくらい順調に進んでる」
って思うほど。
巻きの作業も、生地にとても弾力が有り、しなやかで形が付けやすかったので、とても巻きやすいものでした。
とにかく『特に難しい工程もなく、とても作りやすい』と言う印象が強かったです。
午後からny-cafeさんのお宅にkakoさんと揃ってお呼ばれしていたので、早速出来上がったモカロールを持参してみました。
私自身、自宅で味見をせず、直接持って行ってしまったのですが、生地のしっとり具合もkakoさんが作られたものに近いように思えるし、「あのモカロール」が再現できたのではないかと、かなり自画自賛。
エスプレッソの苦味とコーヒーリキュールも効いているので、男性にも喜ばれる味かもしれません(って、甘党の我が旦那さんには要らぬ心配ですが)。
いやぁ、さすがkakoさんお勧めレシピ。
良いレシピを教えてくださってありがとうございました。
ちなみにあたしは以前一度だけロールケーキを作ったことがあるのですが、巻くときに見事にひび割れちゃってさ~。
証拠隠滅?のため、一人で全部食べてしまったよ・・・(--;)
おお〜!さすが。完璧ですね〜
生地のしっとり具合が想像つきます!
私もぜひ今度教えていただきたいです(^ ^)
モカロールもおいしそう〜。キケンキケン。笑
一人で全部??
結構な量じゃない?
当分ロールケーキ、食べたく無くなるね(^^;;
相変わらず、美味しそうなHPですね。
ところで、ユウさんは『魔法の粉』をご存知ですか?
私はこの粉のお陰で、スポンジがふかふかに出来るようになりました!
うちの子もこのケーキは好きなようで、『けーき』と言えるようになったんですよ♪
すっかりご無沙汰しちゃってすみません。
その後、お変わりありませんか?
お返事遅くなってすみません。
魔法の粉って、クレーム・オブ・なんちゃら?
それは以前、お友達に教えて頂いて、私もよく使っています。
それとも、他に「魔法の粉」があるのかしら。
もし違う魔法の粉だったら、是非是非教えてくださいっ!!
5年間のアメリカ生活を終えて2009年4月末に無事帰ってきました。
老後の夢だった、「陽の当たるキッチンでひがな一日パンを焼き、ジャムを煮る生活」が、アメリカにて叶い満足気味、今はこれからの夢を模索中・・・
過ぎゆく時間の中で、感じた事、出逢った事、作ったもの・・・そんな日々の記録です。