のんびりいこう
パン作りにレース編み・パッチワークキルト、時々ちらりとアメリカンコレクタブルズ。
アメリカに来て、消費が激しいもののひとつに
スリッパがあります。
2~3ヶ月ほどで傷んでしまう自分のスリッパ。
やっぱり自宅にいる時間が多いからなのでしょうけれど、
時々不憫なほどボロボロのスリッパを履いている自分にため息(´へ`;)ハァ
2年ほど前でしょうか、
日系の本屋さんで
ルームシューズの作り方の本を見つけ、
「これだ!!」
と思って購入したのですが、
基本的にミシンやら、立体物のお裁縫が苦手な私には
かなりハードルが高く、そのまま本棚の肥やしになっておりました。
が、
ミシンの魔術師Riさん(私が勝手に命名)の出現で
ようやくその本も日の目を見ることになりました。
5月の終わりから
Riさんと、もう一人の友達に付き合ってもらって作り始めた
ルームシューズ。
同じ形をしたパーツでも
表布に裏布、あて布だのキルト芯だのと、
数枚の布を重ねて作っていくので、
型取りだけでもまるでパズル。
一緒に始めた二人のお友達はどんどん完成したというのに、
劣等性の私は、ほつれ易い布を選んだせいで、
作業が大難航。
挙句、布地が厚くてミシンが進まないという状況に陥り
いつまでも完成に至らず・・・
ようやく完成したと思ったら、
製作最中に、縫い合わせる布がずれてしまい、
出来上がりのパーツ毎に大きさが合わなくり、
帳尻合わせに、適当にサイズ合わせに布を切ってしまっていたので、
今度は足が入らなくなりました。
(いや、正直に言うと足は入るけれど、布が引き攣れる)
ウーン、あまりにもお粗末な出来上がり。
という事で、早速2作目の製作に。
一度作っただけあって、パーツ取りはかなりスムーズ。
前回、失敗した所も何とか回避しながら、
今回は、半日×2日(しかも2日目は仕上げ作業のみ)
という今度はかなり短時間で完成しました。
++ ルームシューズ ++
バブーシュタイプ
1作目は忍びないのでアップしません・・・(^◇^;)
前回は外側がベージュのチェック柄、
内側を無地で作ったので、
お友達のものと比べるとかなり地味で。
今度は大柄を選んで、内側にも柄布を使ってみました。
うん、こういうものは大きな柄のほうが可愛いみたい。
布地が厚くなるのを回避するために
底板を薄いものにしましたが、
今度は薄すぎて足の裏にひびく感じ。
もう少し厚手の底にしても良いかしらね。
最初は作り方の説明を読んでも
ちんぷんかんぷんだったのですが、
2回作った事で解読も出来た模様。
作業も楽しくなってきました。
熱が冷めない内に、
布の組み合わせも色々変えて、
もっと作ってみたい気分です。
(Riさん、アリガトー)
と、ウキウキしている横で、
「俺のは?」
と、見つめてくる人、一人。
うーん、
旦那のはねぇ。
サイズが違うからねぇ。
型紙を取り直さなくちゃいけないんだよねぇ。
うーん
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前向きに検討します。
5年間のアメリカ生活を終えて2009年4月末に無事帰ってきました。
老後の夢だった、「陽の当たるキッチンでひがな一日パンを焼き、ジャムを煮る生活」が、アメリカにて叶い満足気味、今はこれからの夢を模索中・・・
過ぎゆく時間の中で、感じた事、出逢った事、作ったもの・・・そんな日々の記録です。